「暖房は故障していないのに、すきま風が入ってきて部屋が寒い」
「夏は猛暑が続いて、エアコンをつけているのに全然涼しくならない」
このような悩みはありませんか?

冷暖房設備が故障していなくても部屋が快適にならない場合は、窓をリフォームすると解決するかもしれません。
しかし、窓のリフォームには多額の費用がかかり、手つかずの方も多いことでしょう。

そのような方には「先進的窓リノベ事業」を利用した、窓のリフォームがおすすめです。
リフォームの内容に応じて、最大200万円の補助金がもらえます。
対象は企業だけではなく一般の方も使える補助金です。
一般の方でも5万円からのリノベで使えます。
特に窓の断熱、防音などに最適です。
そこで本記事では、先進的窓リノベ事業の概要について解説しています。
ぜひ参考にしてみてください。

なお、「窓のお医者さん」では、先進的窓リノベに関するご相談もお引き受けしています。
下記からお気軽にお問い合わせください。
>>LINEで相談してみる<<

先進的窓リノベとは?

先進的窓リノベ事業とは、既存住宅の窓やドアを断熱性の高いものにリフォームすると、改修した費用に対して補助金がもらえる制度のことです。

対象期間は?

2023年11月2日〜2024年12月31日までに工事が完了するものが、補助金を受け取れる対象です。
なお、予算が上限に達した場合は、早めに締め切ることがあります。リフォームをお考えの方は、早めに相談するのがおすすめです。

補助の対象となる人は?

①②の両方にあてはまる方が、補助の対象になります。

①窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をおこなうこと
②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者などであること

それぞれ、詳しく解説します。

①窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をおこなうこと

「窓のリフォームをおこなえば、補助金がもらえる」というわけではなく、窓リノベ事業者として登録している業者でないと、補助金はもらえません。
補助金申請に対応している事業者は、下記で検索可能です。
>>補助金利用を相談できる事業者を調べてみる<<

②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者などであること

対象者は、住宅の所有者やリフォームしたい住宅を借りている人が対象です。
対象とならない人は新築を建てたい方、もしくは住宅を所有者でもなく、住んでもいない方は使えません。
正確にはこちらです。

・住宅を所有する個人またはその家族
・対象住宅を所有し、賃貸住宅として貸し出している個人または法人
・対象住宅に賃貸で借りている人
・集合住宅の管理組合・管理組合法人

対象となる住宅タイプは?

既存住宅が補助対象で、新築住宅は補助の対象外となるため、注意が必要です。

※既存住宅とは
・リフォーム工事の工事請負契約日時点において、建築から1年が経過した住宅
・過去に人が居住した住宅(現に人が居住している住宅を含む)

既存住宅であれば、一戸建て、集合住宅などの種類を問わず、補助が受けられます。

どんな工事をすればよい?

①②を満たす工事が、補助対象になります。

①対象商品を使ってリフォーム工事をおこなう
②合計補助金額が5万円以上である

それぞれ解説します。

①対象商品を使ったリフォーム工事をおこなう

対象製品とは、メーカーが登録を申請し、窓リノベ事務局が一定の性能を満たすことを確認した製品のことを指します。
メーカーから、製品の性能やサイズが記載された「性能証明書」が発行されます。

対象工事

対象のリフォーム工事内容は下記にある表のとおりです。

種類

内容

ガラス交換

既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシはそのまま利用したうえで、複層ガラスなどに交換
※障子枠(ガラス+フレーム)のみを交換し、枠を交換しない、もしくは新たに設置しない場合も、ガラス交換として取り扱う

内窓設置

・既存窓の内側に、新たに内窓を新設
・既存の内窓を取り除き、新たな内窓に交換
※外窓の開口面から屋内側へ50cm以内に平行設置するものに限る

外窓交換

カバー工法

既存窓のガラスを取り外し、既存窓枠の上から新たな窓枠を覆いかぶせて取り付け、複層ガラスなどに交換

はつり工法

既存窓のガラス及び窓枠を取り外し、新たな窓枠を取り付け、複層ガラスなどに交換

補助対象にならない工事

対象の窓にも、一部補助対象にならない工事もあります。
たとえば、
・ドアにつくガラスのみの交換
・外気に面していない窓(ガラス)の交換工事
などがあてはまります。

②合計補助額が5万円以上である

5万円に満たない、少額の工事の場合は補助金がもらえません。
ガラス工事1枚あたりの補助額は、性能や大きさによって変わります。
詳しく知りたい方は、窓リノベ業者などに相談してみましょう。

補助額・上限はいくら?

住宅の建て方、設置する窓の性能と大きさ、設置方法に応じて、一戸あたり5万円から最大200万円までです。
リフォームする範囲や、窓の大きさ、価格、工事にかかる費用によって変わりますが、窓のリフォーム時にかかる平均額は40万円といわれています。
なお、補助対象となる窓は、性能要件を満たすことが確認された製品に限るため、注意しましょう。

手続きの流れ

申請手続きは窓リノベ業者がおこなうため、依頼者はほぼすることはありません。
ですが、窓のリフォームをお願いしたい時に、どのような流れでおこなうのかを知っておくと、スムーズに業者とのやりとりができるようになります。
具体的には以下のとおりです。

①住宅省エネ2024支援事業者を探す
②支援事業者に問い合わせ、内容を確認
③契約
④工事着手
⑤補助金の交付申請(事業者が手続き)
⑥補助金を受領

詳しくは、公式サイトもご確認ください。
>>申請手続きの詳細を見てみる<<

石川県で補助についてのご相談は窓のお医者さんへ

本記事では「窓リノベ事業」について解説しました。
窓の工事内容や窓の性能に応じて、5万円から最大200万円の補助が受けられます。

・家やアパートなどの、新築から1年以上経過した住宅に住んでいる(所有していても、借りていてもよい)
・窓を修理したい、または窓を追加したい
・そのまどは断熱効果や防音効果などのいい窓にしたい
・窓は外とつながっている(部屋内のものではない)
・補助額の合計が5万円以上である

こちらを満たした場合、窓リノベ対応の業者に工事をおこなってもらうと、補助金が受けられます。
手続きはすべて、その業者さんが行ってくれます。
詳しくは相談して、お見積もりをとってからが一般的な流れとなります。

窓のリフォームは多額の費用がかかるため、補助が受けられる今がチャンスです。
この機会に、性能のよい窓にリフォームして、快適な暮らしを実現させてみてはいかがでしょうか。

窓のお医者さんでは、窓のリフォームについてのご相談を受け付けています。
直接対面での相談はもちろん、電話やLINEでの相談も可能です。
少しでも興味がありましたら、お気軽に下記からお問い合わせください。
>>LINEで相談してみる<<

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